マリオットポイントはマリオット系列のホテルのポイント泊に使えるだけでなく、マイルに交換して特典航空券に使うこともできます。
しかも提携航空会社は39社で、40種類のマイルに交換できます。
ですが、マイルごとに交換レートが異なり、マイルの種類によって同じ行き先でも必要なマイル数が違います。
選択肢が多すぎて、どのマイルに交換すればいいのかわからない、、、
本記事では、すべてのマイルの交換レートとその中でもオススメなマイルについて徹底解説します!
主要マイルの人気旅行先への特典航空券の必要マイル数も紹介してますので、ぜひこの記事を参考にお得に旅行しましょう!
マリオットポイントから交換可能なマイルと交換レート一覧
マリオットポイントには39もの提携航空会社があり、40種類のマイルに交換できます。
基本的な交換レートは3ポイントで1マイルで、60,000ポイントの交換ごとに0~10,000マイルのボーナスマイルが付与されます。
以下の表の交換レートはボーナスマイル込みの数字となっています。
アライアンス | 航空会社 | 拠点 | マイル名称 | 交換レート |
---|---|---|---|---|
スターアライアンス | ANA | 日本 | ANAマイレージクラブ | 1:0.42 |
ユナイテッド航空 | アメリカ イリノイ州 | ユナイテッド航空マイレージプラス | 1:0.5 | |
シンガポール航空 | シンガポール | シンガポール航空クリスフライヤー | 1:0.42 | |
タイ国際航空 | タイ | タイ国際航空ロイヤルオーキッドプラス | 1:0.42 | |
エアカナダ | カナダ | エア・カナダ アエロプラン | 1:0.42 | |
アシアナ航空 | 韓国 | アシアナ航空アシアナクラブ | 1:0.42 | |
エアチャイナ(中国国際航空) | 中国 | エアチャイナPhoenixMiles | 1:0.42 | |
トルコ航空 | トルコ | ターキッシュ エアラインズ Miles&Smiles | 1:0.42 | |
ニュージーランド航空 | ニュージーランド | ニュージーランド航空 Airpoints | 1:0.005 | |
エーゲ航空 | ギリシャ | エーゲ航空 Miles+Bonus | 1:0.42 | |
アビアンカ航空 | コロンビア | アビアンカ航空 LifeMiles | 1:0.33 | |
コパ航空 | パナマ | コパ航空 ConnectMiles | 1:0.42 | |
TAPポルトガル航空 | ポルトガル | TAPポルトガル航空 Miles&Go | 1:0.42 | |
ワンワールド | JAL | 日本 | 日本航空 JALマイレージバンク | 1:0.42 |
カンタス航空 | オーストラリア | カンタス・フリークエントフライヤー | 1:0.42 | |
カタール航空 | カタール | カタール航空プリビレッジクラブ | 1:0.42 | |
ブリティッシュエアウェイズ | イギリス | ブリティッシュ・エアウェイズ Executive Club | 1:0.42 | |
アメリカン航空 | アメリカ テキサス州 | アメリカン航空 AAdvantage® | 1:0.33 | |
キャセイパシフィック航空 | 香港 | キャセイパシフィック航空アジア・マイル | 1:0.42 | |
アラスカ航空 | アメリカ ワシントン州 | アラスカ航空 Mileage Plan™ | 1:0.42 | |
イベリア航空 | スペイン | Iberia Plus | 1:0.42 | |
スカイチーム | アエロメヒコ航空 | メキシコ | アエロメヒコ クラブ プレミエ | 1:0.42 |
エールフランス航空 KLMオランダ航空 | フランス オランダ | エールフランス/KLM フライング・ブルー | 1:0.42 | |
デルタ航空 | アメリカ ジョージア州 | デルタスカイマイル® | 1:0.33 | |
大韓航空 | 韓国 | 大韓航空スカイパス | 1:0.33 | |
サウディア | サウジアラビア | サウディア Alfursan | 1:0.42 | |
ヴァージンアトランティック航空 | イギリス | ヴァージンアトランティック航空 Flying Club | 1:0.42 | |
未加入 | 中国南方航空 | 中国 | 中国南方航空スカイパールクラブ | 1:0.42 |
エミレーツ航空 | ドバイ | エミレーツ・スカイワーズ | 1:0.42 | |
エティハド航空 | アブダビ | Etihad Guest | 1:0.42 | |
海南航空 | 中国 | 海南航空 Fortune Wings Club | 1:0.42 | |
ハワイアン航空 | アメリカ ハワイ州 | ハワイアン航空 HawaiianMiles® | 1:0.42 | |
ヴァージンオーストラリア | オーストラリア | ヴァージンオーストラリア Velocity Frequent Flyer | 1:0.42 | |
ブエリング航空 | スペイン | Vueling Club | 1:0.42 | |
エアリンガス | アイルランド | エアリンガスAerClub | 1:0.42 | |
フロンティア航空 | アメリカ コロラド州 | FRONTIER Miles | 1:0.42 | |
サウスウェスト航空 | アメリカ テキサス州 | サウスウェスト航空 Rapid Rewards® | 1:0.42 | |
LATAM航空 | チリ | LATAM航空 LATAMPASS | 1:0.42 | |
ー | ー | Multiplus Fidelidade LATAM Pass | 1:0.42 | |
ー | ー | InterMiles | 1:0.42 |
交換レートがもっとも高いのはユナイテッド航空で、60,000ポイントが20,000マイル+ボーナスの10,000マイルの計30,000マイルと交換できます。
のちほど詳しく解説しますが、ユナイテッド航空で特典航空券を発券すると、燃油サーチャージがかからず、スターアライアンスの提携でANA便も取れるのでオススメです!
反対に交換レートが低いのは、アビアンカ航空、アメリカン航空、デルタ航空、大韓航空の4つです。
※ニュージーランド航空を除く
これら4つの航空会社は60,000ポイントごとに付与されるボーナスマイルがないため、60,000ポイントが20,000マイルとなります。
それ以外のANAやJALなどは60,000ポイントが20,000マイル+ボーナスの5,000マイルの計25,000マイルと交換できます。
マリオットポイントとマイルの交換レートだけを見れば、ユナイテッド航空がもっともお得ですが、あわせて重要なのが1マイルの価値です。
交換レートが高くても1マイルの価値が低ければ意味がありません。
次の章ではマイル価値の観点からオススメなマイルを解説します。
主要マイル(ANA、JAL、UA)の人気旅行先への特典航空券の必要マイル数
つづいて、日本人にとって主要なマイルであるANA、JAL、UA(ユナイテッド航空)に絞って、人気旅行先への特典航空券の必要マイル数について解説します。
各マイルの特徴
本題に入る前に、各マイルの特徴を簡単に紹介します。
アライアンス | 有効期限 | 燃油サーチャージ | |
---|---|---|---|
ANA(全日空) | スターアライアンス | 獲得から36か月 | 基本的にかかる |
JAL(日本航空) | ワンワールド | 獲得から36か月 | 基本的にかかる |
UA(ユナイテッド航空) | スターアライアンス | 無期限(有効期限なし) | かからない |
ANA、JALともにマイルの有効期限は36か月で、燃油サーチャージは基本的にかかるのに対し、UA(ユナイテッド航空)は有効期限なしで燃油サーチャージもかかりません。
有効期限のないUA(ユナイテッド航空)マイルなら「貯めたけど行きたい旅行先の特典航空券の必要マイル数まで届かなくて結局旅行できない、、、」なんてことは起こりません。
特典航空券の必要マイル数
つづいて本題の、人気の旅行先への特典航空券(往復)の必要マイル数です。
各マイルごとの必要マイル数と、それをマリオットポイントに換算して表にまとめました。
行先(羽田空港から往復) | ANA | JAL | UA(ユナイテッド航空) |
---|---|---|---|
沖縄 (那覇) | 14,000マイル | 18,000~75,000マイル | 11,000マイル |
33,600ポイント | 43,200~180,000ポイント | 22,000ポイント | |
ハワイ (ホノルル) | 35,000~43,000マイル | 40,000~259,000マイル | 47,500マイル |
84,000~103,200ポイント | 96,000~621,600ポイント | 95,000ポイント | |
グアム | 17,000~23,000マイル | 20,000~123,000マイル | 40,000マイル |
40,800~55,200ポイント | 48,000~295,200ポイント | 80,000ポイント | |
韓国 (仁川) | 12,000~18,000マイル | 15,000~86,000マイル | 17,600マイル |
28,800~43,200ポイント | 36,000~206,400ポイント | 35,200ポイント | |
シンガポール (チャンギ) | 30,000~38,000マイル | 24,000~210,000マイル | 44,000マイル |
72,000~91,200ポイント | 57,600~504,000ポイント | 88,000ポイント | |
台湾 (台北松山) | 17,000~23,000マイル | 20,000~135,000マイル | 33,000マイル |
40,800~55,200ポイント | 48,000~324,000ポイント | 66,000ポイント | |
ベトナム (ホーチミン) | 30,000~38,000マイル | 26,000~195,000マイル | 44,000マイル |
72,000~91,200ポイント | 62,400~468,000ポイント | 88,000ポイント |
沖縄を含めた国内の特典航空券を取る場合、もっとも必要ポイント数が低く、燃油サーチャージもかからないUA(ユナイテッド航空)マイルがおすすめです!
海外については目的地ごと、シーズンごとに最適なマイルが変わります。
UA(ユナイテッド航空)マイルは、21日以上前からの予約なら必要マイル数が変動しないというメリットがあります。
ANAはシーズンチャートで必要マイル数が決まり、ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンの順に必要マイル数が増えていきます。
UAマイルと違って、基本的には燃油サーチャージがかかりますが、ローシーズンであればUAマイルよりもお得に特典航空券が取れる場合があります。
シーズンチャートは行先ごとにあるので、公式サイトでの確認をおすすめします。
JALは最低必要マイル数がもっとも低いことが多いですが、予約状況によって必要マイル数が増えていくので、繁忙期で人気な旅行先ほど損する可能性が高まります。
反対に言えば、閑散期を狙って早めに予約を取ることで、もっともお得になるチャンスもあります。
3つのマイルには、上記のような特徴があるので目的地と時期からもっともお得な交換先を選びましょう。
まとめ
マリオットポイントをマイルに交換するときに大事なのは、目的地と時期からもっともお得なマイルを選ぶこと。
国内旅行であれば、以下4つの理由からUA(ユナイテッド航空)マイル一択です!
①交換レートが高い(2ポイント→1マイルで交換できる)
②マイル価値が高い(より少ないマイルで特典航空券が取れる)
③特典航空券に燃油サーチャージがかからない
④有効期限がない
海外旅行であれば、目的地と時期によってお得な交換先が異なるため、下調べをしてから交換する必要があります。
それが面倒なあなたは、交換レートが高く、燃油サーチャージがかからず、有効期限がないUA(ユナイテッド航空)マイルを選んでおけば、大きく損することはありません!
ぜひこの記事を参考に、マリオットポイントをマイルに交換して、特典航空券でお得に旅行しちゃいましょう!
ちなみに、マリオットとアメックスの提携カードのマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカード(MBAカード)は基本還元率3%でマリオットポイントがざくざく貯まるのでおすすめです。
マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムカード(MBAカード)は所有者からの紹介経由で発行すると最大45,000ポイント獲得できます。
直接公式サイトから申し込むと最大6,000ポイントも損してしまいます、、、
紹介経由 | 公式サイト経由 |
---|---|
最大45,000ポイント | 最大39,000ポイント |
しかもMBAカードを持つだけで、本来なら年間25泊の宿泊実績が必要なゴールドエリート会員資格も付与されます。
せっかくなら少しでもお得にカードを発行したい!という紹介ご希望の方は、以下のフォームに名前とメールアドレスを入力して送信してください。
メールで紹介URLを送ります。
※規約上、紹介者と被紹介者は連絡が取れる必要があるため、メールで紹介URLを送っています。紹介URLを送る以外の用途には利用しませんので、ご安心ください。
MBAカードについて詳しく知りたい方は、以下の記事で徹底解説しているので、ぜひご覧ください。
今回は以上です。
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